2024.04.29
時の流れを楽しむ家
曽良さんご一家
息子家族との二世帯住宅にするにあたり、どのような間取りにするのか悩みました。
そこで、それぞれのリビングの間には和室を設けました。和室を挟むことで無理なくリビングを離すことができ、それでいていつでも行き来ができるので助かっています。
無垢の床や建具にもこだわっており、家の中は木に包まれています。その時期のちょっとした温度や湿度の変化や、少しずつ形や色味が変わっていく様子を見つけると「木は生きている」と感じることができて嬉しくなりますね。
また、通気断熱WB工法を取り入れたことにより、特に冬は温かいと感じています。朝起きたら室内が15℃だったのに、外の温度計を見たら-1℃だったときには驚きました。家の中が一年中快適な温度となっているので、基本的に廊下の戸は開けたままにしています。無垢材の癒し効果もあってか、孫たちが家中を走り回って遊んでいます。おかげでヒノキの床にはたくさんの傷ができていますが、孫たちが毎日元気に暮らしている証拠なので、大きくなるまではこのままにしようと思っています。
廊下の向こう側が息子さん家族のリビング、こちら側がご両親家族のリビング。
廊下の真ん中には玄関があり、お互いの生活空間が違和感なく分かれています。
外観は息子さんこだわりのデザイン。
特に玄関前のアーチは現場監督と相談しながら造っていったいったそうです。