2024.04.03
なつかしさと新しさが混じり合う、二世帯の住まい
4世代が住う、にぎやかな住まい。
2世帯同居の住まいは、おなじ屋根の下で暮らす安心感と、いい意味で気を遣わなくて良い暮らしのバランスが重要です。
この住まいでは、1階と2階で世帯を分け、共有のスペースと各世帯のスペースの動線が分かれるよう工夫しました。
大きな切妻屋根の外観は重厚な印象をあたえ、いかなるときも落ち着いた佇まいの建物として見せています。平入りの玄関を入ると、厚みのあるヒノキの床や伝統的な浜床(式台)があらわれ、木の温かい雰囲気が訪問客をもてなします。
LDKや居室は木の雰囲気を大切にしつつ、和モダンの1階、シンプルモダンの2階と、世帯ごとにデザインを分ました。これにより、共有スペースと自分たちのスペースとが見た目で差別化されています。
また、通気断熱WB工法を取り入れることで、1年中通気する住まいとしました。この工法とすることで、住まい手に新鮮な空気を提供し、木造の構造に湿気が溜まりづらく、建物の寿命を伸ばすことに貢献します。
代々住う土地で、これからも長く暮らせる住まいです。