北浅井の家で新しいイベントが始まりました
さて、ブログやSNSでも取り上げております弊社スペシャルイベントは次回で43回目となりました。
これまでさまざまな講師の皆さまにお世話になり、また多くの皆さまにお楽しみいただいております。ありがたい限りです。
しかし、このたびスペシャルイベントとは異なる新しいイベントが立ち上がりました!
こちらは小松市の常設展示場北浅井の家を中心に、人と人の交流が生まれるような、そんな内容とのことです。
3/18に第1回目が開催されるとのことでしたので、早速北浅井の家へ取材に向かいました。
北浅井の家の中は、小さなマーケットのようでした。
出店者が何名もおられ、それぞれが小さなブースを置き、他の皆さんと緩やかに交わりながら1つのイベント空間を作っていました。
北浅井の家は間仕切りがないため、空間のつながりをもって人とのつながりが生まれるよう設計されています。まさに、ピッタリの雰囲気に驚かせられました。
気になる内容ですが、一部をご紹介します。
こちらはファッションアドバイスのコーナー。
体格や髪色などからファッションの系統別にアドバイスをされていました。
こちらはアロマリンパケアサロン きわみ ~kiwami~さん。
心と体のケアを行うサロンを富山県砺波市にて開いているそうです。マッサージだけでなく、カウンセリングも可能で、この日も心のケアが人気のようでした。
こちらはエンジェル Aicoさんのコーナーです。
ピアスを中心に手作りアクセサリーの販売をされていました。
キッチンではT.worksさんが手作りのお菓子、ジャムの販売を行っていました。
昼食の販売もされていました。メニュー名は「体にやさしいお昼ごはん」。豚汁や小松菜の胡麻あえなど、名前の通り優しそうなメニューでした(すごくいい香りでした)
こちらはメモリーオイルのコーナーです。
植物油とエッセンシャルオイル、フレグランスオイル、ハーブなどを持ち手に合わせてブレンドした「パワーストーン」ならぬ「パワーオイル」なんだそうです。
アロマとして利用するのはもちろん、キーホルダーを付けてアクセサリーとしても使えるのだそうです。
いかがでしたでしょうか。
すべてのブースを紹介できませんでしたが、少しでも雰囲気が伝わればと嬉しいです。
さて、こちらのイベントですが、これからも開催される予定です。
イベント専用の「シモアラ常設展示場 北浅井の家」というFacebookアカウントが開設されていますので、次回開催予定はこちらをご覧ください。
シモアラ常設展示場 北浅井の家アカウント : https://www.facebook.com/shimoara.kitaasainoie/
それではまた次回。
にっぽんお菓子の旅制作の様子を紹介します
さて、突然ですが、シモアラが行っている「にっぽんお菓子の旅」はご存知でしょうか?
今日はこのお菓子についてと、お菓子に添付されているシール作りについてご紹介します。
|お菓子の旅とは?
にっぽんお菓子の旅は、シモアラの内見会やスペシャルイベントにご来場いただきました皆さまへお菓子をお配りする企画です。
お菓子といっても、毎回都道府県を変え、対象の都道府県からお取り寄せした「お菓子」を配布しています。そこにシールを添付し、シールを一定数集めるとささやかな粗品をご用意するという内容となっています。
スペシャルイベントを運営している女性スタッフチームよりこのお話しをもらい、シールの図案を私が担当することとなりました。
|図案といわれても
お話しを聞いた段階では「シールを貼る」しか決まっておらず、内容は白紙の状態でした。もちろん困りました。
そこで、どういう内容とするのかを提案することにしました。
こちらの画像は、最初に私が書いたコンセプトです。
当時、インフルエンザに罹患し、自宅でそこそこ退屈していた私は布団の中でアイデアを思いつきました。
思いついたのは「切手の消印」でした。
インターネットで調べてみると、ご当地消印がかなり種類があるということを知り、これを図案に使えないかと考えました。
そこで、都道府県が交代することを「旅先からお菓子の便りが届く」という設定とし、「旅先からお便り」なので「消印」へつなげました。
これをチームの打合せへ持ち込んだところ、好評をもらえ、正式に制作することとなりました。
こちらはこれまでお配りしたシールです。
初回の北海道が2018年4月ですので、もうすぐ1年となりますね。
最初は透かしになっていた消印ですが、途中から見やすさを重視し背景は透かさないようになっています。
あと、消印の日付が元号となっているのは、日本の郵便がそうなっているからです。
|制作の様子「事前調査」
小松市にあります常設展示場北浅井の家にて、石川県のお菓子をお配りすることとなりました。
こちらはいつでも行うこととし、不定期にお菓子の入れ替えを予定しています。ですので、少ししてからまた訪れますと別のお菓子を楽しむことができます。
いつも都道府県が決まったら、まずはその土地について調べます。
パッと見てその都道府県だと分かる図案であることが前提ですので、有名な風景、特産品などを都道府県庁のホームページや、観光情報サイトを参考に選びます。
石川県にはほっと石川旅ねっとというサイトがありますので、今回はそちらを参考にしました。
得られた情報の中からイラストになるものをとにかく書き出します。
「石川県は地元なので、調べなくても良いのでは?」と思われるでしょう。兼六園、石川門、白米千枚田、こおろぎ橋、山代温泉古総湯など、少し考えただけで複数出てきますよね。
しかし、調べてみますと「ああ、それもあったね!」といった普段意識していないワードも。金箔や金沢21世紀美術館、見附島、ひがし茶屋街、鼓門、九谷焼…よく分からなくなってきました。
|制作スタート
この2本脚は…そうです、徽軫灯籠(ことじとうろう)です。
迷走していた石川県の図案ですが、結局兼六園へ戻ってきました。
下描きが終わりました。
金沢のシルエットで雪吊りが多いイメージがありますので、冬としました。
ミリペンで清書していきます。
清書が終わりました。スキャンしてパソコンで仕上げていきます。
中間色をグレーで塗っていきます。
消印はハンコですので、本来は白黒の2色のみです。ですので、なるべくグレーでの塗りつぶしはしないようにしていますが、分かりやすくするため部分的に使用します。
雪吊りの縄の線が手書きでは汚かったので引き直します。
イラストが完成しました。
いよいよ消印を作っていきます。
消印の丸い枠にイラストを納め、配布日を表す日付を入れていきます。
単色となっているのは消印がハンコだからなのですが、この青色は石川県旗の色を使用しました。この色には「日本海と豊かな緑・清い水・澄んだ空気に恵まれた県土を表す(Wikipedia)」のだそうです。
消印の図案をシールへ配置し、完成です。
今回の背景は柴山潟と白山としました。先述の「ほっと石川旅ねっと」さんに写真の配布があったため、お世話になりました。
完成したシールの図案をラベルに印刷し、あとはお菓子に貼るだけです。長い道のりでした。
|そもそもなぜお菓子なのか
お客様へお渡しする粗品といえば、ボールペンとかクオカードがありがちですね。その点では「にっぽんお菓子の旅」はちょっと変わったプレゼントに見えると思います。
このお菓子は担当のチームがいろいろ調べ、悩んだ末にぜひ食べてほしいオススメのお菓子として購入しています。せっかくお越しいただいたお客様ですから、気持ちのこもったプレゼントをお渡ししたいというのが願いです。
気持ちのこもったお菓子ですから、シールを担当する私も毎回手書きをし、(いい意味で)悩みながらご用意させていただいています。
大変ありがたいことに、1枚目の台紙をコンプリートし、2枚目を集め始めたお客様もいらっしゃいます。にっぽんお菓子の旅を楽しみにしながらお気軽にお越しいただければ幸いです。
|石川県のお菓子の配布が始まりました
ここまで住宅の写真が1枚も出てこない記事となりましたが、いかがでしたでしょうか?
さて、途中でも触れましたが、小松市にありますシモアラ常設展示場北浅井の家にて、ご来場のお客様へ石川県のお菓子の配布が始まりました!(お菓子は内緒です)
暖かくなってきましてので、お出かけの機会も増えることと思います。お買い物のついでに、家づくりのご参考に、ぜひご見学ください!
北浅井の家とは https://shimoara.co.jp/model/
ご見学のご予約 https://shimoara.co.jp/contact/tour_reserve/
|おまけ
石川県の配布が3/7より始まったのですが、早くも次回の制作を行っています(何県でしょう?)
こちらは3/23(土)・24(日)に開催する「常設展示場山代の家オープニングイベント」にて配布します。
通気断熱WB工法を採用し、無垢材を随所に取り入れた自社設計の住まいです。こちらもご期待ください!
↓常設展示場山代の家の情報はこちらです
https://shimoara.co.jp/news/20190306-153/
#なにかがマーケットへ出店しました
さて、このHPはもちろん、SNSでお知らせしておりました#なにかがマーケットにシモアラが初出店しました。
#なにかがマーケットとは何なのか?(ご存知の方もおられるとは思いますが)
シモアラが何をしたのか?
今回はイベントの様子をご紹介します。
|#なにかがマーケット?
JR加賀温泉駅前にアビオシティ加賀(アル・プラザ加賀)という商業施設があることはご存知でしょうか?
約20年前にオープンした大型スーパーです。オープン当時は小学校で「子供だけでアビオへ行ってはダメ」と先生から言われるほど注目の施設でした。
最近はテナントさんも徐々に減り「何とかお客様を呼び込みたい」と「何かが起こる、何かが見つかる」をコピーに#なにかがマーケットが始まったとのことです。
1階セントラルコートと2階の一角をイベントコーナーとし、第3回#なにかがマーケットは2/23(土)・24(日)の2日間で開催されました。
|会場の様子
1枚目の写真は1階セントラルコートでしたが、こちらの写真は2階の会場です。もともとショップさんが入店していた場所ですが、空スペースを利用してイベントが行われました。
出店店舗は60店!
1日だけの店舗さんもおられましたが、シモアラは2日とも出店しました。
他にもこんなお店が!
マグノリさん。
10時のオープンには両日とも長蛇の列ができ、即完売という人気店でした。おいしいマフィンやタルトの写真はゲットできず…
地域情報誌kitto2号でお世話になった「銀のめし」さん。
お昼におにぎりを購入しましたが、優しいお味でもっと食べたくなりました。
こちらも地域情報誌kittoの4号でお世話になりました、橋立のガラススタジオ・カレットさん。
ブースが近く、キラキラ輝く可愛いガラスに癒されました。
常設展示場北浅井の家オープニングイベントでお世話になった、小松市のイタリアカフェ食堂cocoonさん。
ご飯メニューの他に、各種スイーツやドリンクを提供されていました。ゆずソーダをいただきましたが、さっぱりしていて美味しかったです。
(写真掲載にご協力いただきありがとうございました。ご挨拶にお伺いできなかった店舗さま、すみませんでした!)
|シモアラブースへ
こちらがシモアラブースです。
今回は、シモアラのイベントでお馴染みの鉛筆立て作りと木の香りあてクイズを行いました。
鉛筆立ては石川県産のスギでご用意しました。
作る前に材料の説明をし、小口(切ったところ)から香りを嗅いでみました。どんなにおい?と尋ねると「木のいいにおい」と答えるお子さまが多く、嬉しかったです。
鉛筆立ての材料はあらかじめカットされているので、ボンドで貼り合わせると完成します。
複雑な作業がないため、小さなお子さまにもたくさん体験いただきました。
#なにかがマーケット特別メニューとして、鉛筆立てにデコレーションアイテムをご用意しました。
複雑なパーツをボンドで貼ったり釘を打ったりすると、お子さまの年齢によって難しい作業もありますが、シールなら未就学のお子さまでも楽しめるというアイデアです。
テープを貼って完成です。
他に、お持ち帰り用のパーツとやすりをプレゼントしました。
これから長く使っていただければ嬉しいです。
(おや?)
こちらの方はお隣のブースの「MY THARTS」さんです。
複数のアーティストさんがグループで出店されており、イラストのワークショップや似顔絵、作品展示などを行っておられました。
こちらのスタッフさんが、シモアラブースで鉛筆立てを作られたのですが…
なにこれ怖い!
少しして声をかけられたのでのぞいて見ると、鉛筆立てにイラストが!
スギの色を肌色として利用した作品です。
裏面には落ち着いたイラストも(安心しました)
その場でササっと描いてしまうアーティストさんに驚きを隠せませんでした。
さて、シモアラブースへ戻りまして、こちらは木の香りあてクイズです。
今回は3種類の木のチップをご用意しました。
シモアラのことをご存知の方なら見ただけで樹種を想像できるかもしれませんが、果たして…?
「いいにおい」
「これ好き」
「どこかで嗅いだ香り」
いろいろな感想が聞こえてきます。さてさて何の木でしょうか?
「わかんない」
正解は、ヒノキ、能登ヒバ、ケヤキでした。
ヒノキは有名な香りですので、正解率も高かったです。
シモアラで建築いただいたお客さまからは「あ、自宅の香り」とのコメントも。そうです。お家の床に使用していますね。
能登ヒバはヒノキと間違える方もおられました。
「山代温泉古総湯に使用している」というヒントで正解される方も複数おられ驚かされました。皆さまよくご存じ!
ケヤキはなかなか難易度が高く、ヒント(硬い木、家具に使われる木)をお出ししました。製材部の担当スタッフが「これはオススメの香り」と準備してくれたチップです。
香りあてクイズで使用しているチップは販売も行いました。
チップのみご購入の方も多く、使い道をうかがうと「箪笥」や「靴の消臭」が多かったです。あとはお風呂に浮かべてヒノキ風呂の香りも良いですね。
アビオシティ内で容器を購入され、またブースへ戻ってきていただいたお客様も複数おられました。ありがたい限りです!
中には「この香りが好きだから部屋に置きたい!」というお子さまもおられました。
|出店を通してアピールしたい想い
今回、内見会のように住宅のアピールをガッツリはおこないませんでした。
私たちシモアラは企業理念として、
「私たちは高い志としなやかな想像力を持ち木の文化を次世代に継承するとともに“木の恵み”を最大限に活かすことで地域の方々の健やかな暮らしに貢献します」
を掲げています。
今回のブースでは「木のめぐみ体験」をテーマに、気軽に体験できるものをご用意しました。
香りを気に入ってもらえてチップをお持ち帰りいただいたり、鉛筆立ての触り心地を体感してもらうことにより、「木」について興味を持ってもらう「きっかけ」となったのではないでしょうか。
お店の前に合板の端材も置いていたのですが、DIY用としてお持ち帰りいただく方もおられ、私たちが想像していた以上に木材は人気があると実感しました(そして帰りの荷物が軽くて助かりました!)
今回、お声がけいただきました#なにかがマーケット実行委員会の皆さま、お立ち寄りいただきましたお客さまに感謝申し上げます。
これからも、住宅はもちろんですが、木の文化を皆さまに広げていくために、さまざまなアプローチをしていければと思います。
それではまた次回。
WOODコレクション(モクコレ)2019へ参加しました
さて、1/29・30の2日間、東京都で開催されましたWOODコレクション(モクコレ)2019に出展してまいりました。
2018年に続き2年連続の出展となりましたが、今回はそちらでの様子をご紹介いたします。
>2018年の様子はこちらです
|モクコレ?
モクコレは東京都が主催し、全国各地の地域材を集めた木材製品の展示会です。(モクコレ2019のHPはこちらです)
展示会ですので、商談→販路拡大が狙いです。
|出発
私・宮下は開催初日の1/29の朝の飛行機で向かいました。
この日の小松は雪。さて、向こうの天気はどうでしょうか。
もちろん東京は晴れでした。
羽田空港で直行バスの切符を購入し、いざゆかん!
会場となる東京ビッグサイトに到着しました。
驚くほど青空ですが、風が冷たいためそそくさと会場へ。
|会場にやってきた
東7ホールに到着しました。
シモアラが出展する石川県ブースはこちらのホールにあります。
ホール内には、都道府県別でブースが並んでいます。
入口付近のメインステージでは講演会が開催されていました。
他にも、グッドデザイン賞やウッドデザイン賞の紹介ブースや、各地の木材を使った木塀など、さまざまな展示がされていました。
|石川県ブース
石川県ブースに到着しました。
2018年に引き続き、石川県は会社毎にブースを仕切らず、全体で1ブースとなるよう配置しました。
こちらは能登デザイン室さんにスペースデザインをお願いしました。かっこういい…!
余談ですが、写真右側に座っているキャラクターは石川県木材青壮年会さんの「里山ウッディー君」です。今回は座っていますが、着ぐるみもあるそうです。
ブースの横側へ来ました。
この建物というか箱型のものは、出展3社で製作し、写真右奥から株式会社中東さんの集成材・CLT、真ん中は株式会社北陸リビング社さんのログハウス、手前はシモアラの杉板張りとなっています。
シモアラが担当した杉コーナーは、一般の住宅と同じように自社でプレカット加工し、現地で他のコーナーと一緒に組み立てました。
ログハウスの壁面に設置されている壁材は株式会社アルボカンパニーさんの「ウッディクライミング」・「断熱パネル」です。
杉材は南加賀木材協同組合さんの認証材である「かが杉」のシールが貼られ、石川地域産材のPRを行いました。
こちらは反対側です。
各所に窓や出入り口があり、周遊できるようになっています。
通り抜けると、出展各社の展示を順番に見ることができるようになっています。
手前は株式会社ムラモトさんの「ひばデッキ」、続いて窓の森株式会社さんの木製サッシの展示です。
床に敷き詰められているのは能登ヒバチップ。
かなりの香りが漂っており、この香りに誘われて来られる来場者さんもおられました。
株式会社中東さんのCLT(直交集成材)はやはり注目の材でした。
他県さんのブースでもCLTは多く出展されており、これだけを見て回っているという来場者さんもおられました。
ブース内の机や壁面にて展示を行っている会社さんも。
シモアラの杉コーナーでは壁になにやら白い壁がありますね。これは一体…?
白い壁は株式会社ムラモトさんの塗り壁材「Wallo(ウォーロ)」の展示および壁塗り体験コーナーでした。
こちらは、常設展示場 北浅井の家オープニングイベントでも出店いただき、皆さまに体験していただきました。
北浅井の家やシモアラ事務所もこちらの塗り壁を使用しています。
WOODデザイン賞2018受賞コーナーも設けられました。
なんと、石川県内からは2つのプロダクトが受賞されました!
こちらはそのうちの1つ、東森木材株式会社さんの「のとひばこ」です。
能登ヒバにレーザー加工を施したプロダクトで、石川県内を中心とした北陸のさまざまな風景が箱の中に収められていました。
こちらは金沢市の尾山神社ですね。ステンドグラスがアクセントになっていてきれいです。
もう1つはこちら、株式会社アシストエリアさんの「アッテ・シュシュ」です。昨年開催のモクコレ2018で展示されたプロダクトで、小売りもされている商品です。
シモアラでも常設展示場 北浅井の家オープニングイベントで来場者プレゼントとして皆さまへお配りしましたね。
石川県ブースは会場奥の壁側でしたが、多くの来場者に足を運んでいただきました。
シモアラでも取り扱う「かが杉」についての質問も多く、まだまだこれから知名度を上げていく必要性を感じました。
2日目に石川県ブースの出展社の皆さまと集合写真を撮影しました。
隙間時間に木材の特徴や商品の説明、各社の取り組み、木材を利用した新しい製品案など、さまざまなお話しを聞かせていただきました。
2日間ご一緒した皆さま、大変お世話になりました!
|おまけ
1日目の夜、シモアラスタッフは月島へもんじゃを食べに行きました。
お恥ずかしながら、私はお好み焼き・もんじゃ焼きを焼いたことがほとんどなく、食べることに専念しておりました。
とにかく美味しかったです。焼いてくれたスタッフに感謝です。
月島をオススメしてくださった下荒社長、ありがとうございました。
それではまた次回。
点描画ワークショップへ参加してきました
さて、突然ですが、上の写真は私・宮下がワークショップで制作したものです。描いている時は楽しく、夢中で作業を行っているのですが、ふと休むと目や腕が痛くなりました。没頭、そんな時間でした。
そもそも何のワークショップでしょうか?
今回の記事ではこのワークショップでの様子をご紹介します。
|何のワークショップ?
以前、Facebook(記事はこちら)でお知らせしたのですが、ten-no-haさんによる「点描画ワークショップ」が土田歯科医院さんにて開催されるとのことでしたので参加しました。
土田歯科医院さんは加賀市大聖寺にあります歯科医院で、ten-no-haさんの個展も同時開催されていました。
ワークショップ当日は、アートギャラリーとなった医院にて多くのアート作品囲まれながらの講座。芸術的な刺激を十分に受けてからのスタートでした(著作権の問題や、他の方の鑑賞の妨げ、作品の劣化につながる恐れがあるため、個展会場の写真はございません)
|講座がスタート
制作はゲルインクボールペンで行うということで、数種類あるペンそれぞれの特性や使い方を教えていただきました。
そして、今回の制作テーマが発表。テーマはこちらです。
お題「ハート」
・あとで見返した時に「前向きな気持ち」、「楽しい気持ち」になれる
・自分を表現
難しいです。分かるようで分からない、抽象的なテーマ。しかも、ハート型で表現しなければなりません。そもそも普段ハートマークを使用する機会がありません…
固定のイメージがついてしまうとのことで、参考作品や描き方は習わず、早速制作がスタート。
目の前には筆記用の黒い紙と下書き用の鉛筆のみが置かれています。もちろん、この時点で私はイメージが掴めていません。
目的地がないまま大海原にこぎ出した思いです。
|とにかく描く
この日は私・宮下の他に、製材部の女性スタッフも参加しました。なかなか自分が描いている様子は撮影しづらいため、このブログ用にお手元で出演をお願いしました。
さて、彼女は黒い紙の上に大小2つのハートを鉛筆で下書きし、早くも小さい方のハートを仕上げました。
よく見せてもらうと、ハートの中に花模様が散らされており、春を表現しているのだそう。その発想はどこからくるのでしょうか…
しかし、大きなハートの方は苦労している様子でした。
さまざまなペンを試しながら、心の中のイメージに近づけていきます。
ついに完成!
と思いましたが、本人いわく時間切れで途中なんだそうです。
これから彼女の作品がどのように変化していくのか、想像すると楽しみになりました。
(余談ですが、写真は後日会社で撮影しました)
|共有
額装した作品を並べ、参加者それぞれが作品に対する想いを話し、そこからさらに掘り下げて共有しました。
行われたのは、講師が作品の良し悪しを説明する「講評会」ではなく、それぞれの心情、エピソードを尊重し、自分とは違う人の感覚を取り入れるような場でした。ですので、ten-no-haさんも「共有」と表現されていました。
何か想いがあるから、他の人が見た時に言いようのない「ハッとする」気持ちになる、そんな時間でした。
|まとめ
いかがでしたでしょうか?
終了後、とても疲れてしまっていましてが、それぞれ作品以外にも「心に留まる何か」を持ち帰ったように思います。
普段の仕事には直接関係のない内容のように見えますが、この日取り入れた他の方の感性や思考法などといった感覚的なものを、ものづくりやお客様とのコミュニケーションで活かしていければと思います。
シモアラでは普段からスペシャルイベントや地域情報誌kittoなどで、暮らしのヒントを提案しています。
扱う業務は建築や木材加工ですが、やはり家は「建てること」ではなく、「暮らすこと」が目的ではないでしょうか。
そこに暮らす方の毎日が充実したものとなってほしい。そこへ向かうためのヒントが今回参加したワークショップにあったように感じました。
この地域で楽しく暮らすヒントをこれからも模索し、発信していければと思います。
それではまた次回。